ボールプレーヤーを志す人へ

アメリカに渡る際に気をつけなくてはならない注意事項から、アメリカでしか得られないロマンなど、私や私の後輩のスカウトなどからの情報発信です。


1.パスポートの有効期限

 これはもう、必須です!アメリカに渡航するということは外国にいくわけですから、このパスポートが無効になってしまっては強制送還となり、最悪の場合は向こう8年間アメリカに再入国できないなど、ペナルティもあったりします。  

 アメリカにパスポートのみ(ビザ取得なし)では日本人は3ヶ月(90日間)滞在できます。ので、今は滞在して何日目か、というのは結構気にするものですが、パスポートそのものの期限をチェックし忘れているといったことまでは気が回っていないということもあるみたいですね。私はありませんでしたが、知り合いはあったみたいです。

 

2.危険地区の確認

 アメリカという国に限りませんが、日本以外のほぼ全ての国は、警戒が必要な治安の悪い危険地帯があります。そういった意味では特に日本人は危険地帯に対する危機意識が薄いので、必ず現地に詳しい人間に危険な場所の確認をしてください。知らずに足を踏み入れると日本では味わえないスリリングな体験が出来るかも知れません(笑)

 

3.クレジットカード

 アメリカはカード大国です。クレジットカードの使えない場所はないのではないかというくらい、どこでもカードが使えます

カードの利点は、

 ・落としたり、盗まれたりしても、第3者に悪用されにくいということ、

 ・身分を証明できるため信用されるということ、

 ・時々カナダやメキシコに行くことになっても換金の必要がないということ

などが挙げられます。

反面、デメリットは

 ・ついつい使いすぎてしまう可能性がある、

 ・期限を確認せずに渡航途中に使えなくなってしまう可能性がある、

 ・限度額を超えて使った場合、次の支払い日まで一時的に使えなくなってしまう

などもあります。ので、このデメリットを踏まえてクレジットカードを有効に使ってください。どこのカード会社がいいかといいますと、断然VISAカードです。使える場所が一番多いのがVISAカードではないでしょうか。日本国内のみしか扱っていないクレジット会社などではアメリカでは使えなかったりしますので、注意してください。最近ではJCBカードも使用範囲が広がってきていますので、都市部ではだいたい使えたりしますので、検討して選んでみてください。

 

 

 

4.辞書

 これは当たり前と言っては当たり前すぎるとお思いかもしれませんが、実際は私がアメリカで出会った日本人の実に2割ほどしか辞書を持ち歩いていないのです!アメリカに行くということは、英語なわけですから、日本語は一切通じない地域のほうが圧倒的に多いのです!ハワイやグアムに観光で行った気分で多少英語が出来なくても大丈夫だろうと思い込んでいる日本人がいかに多いことか。私は行ったはじめの2年間は、辞書を片手に行動していましたので、英語が話せるようになりましたが、そのせいで初対面の人に通訳をさせられるはめになることも多かったのです。辞書は小さいもので結構ですので、カバンに入れて持ち歩くクセをつけた方が英語は確実に上達します。もしインターネットが使える環境であればこのようなサイトも使ってみては。→エキサイト翻訳ツール

 

5.航空会社

 アメリカ国内だけでも多くの航空会社があります。私が渡米していた頃とは少し力関係が変わってしまったようですが(テロの影響でいくつかが倒産してしまいました)、旅行会社よりも先に航空会社に直接チケットの問い合わせをした方がいいでしょう。3週間以上前にチケットの予約をすると割安になったり、帰りのチケットの予定を1回だけ変えられるものや、いろいろと種類がありますので、問い合わせてみてください。

 

6.炊飯器IH炊飯ジャー(3合炊き)極め炊き NP-MA05-WX[NPMA05WX]【J:4974305191632-3-1564】【ジョーシン | 家電とパソコンの大型専門店】 マイコンジャー炊飯器(3合炊き) KS-G58C-W[KSG58CW]【J:4974019507590-3-1564】【ジョーシン | 家電とパソコンの大型専門店】 IH炊飯ジャー(3合炊き)極め炊き NP-MA05-WX[NPMA05WX]【J:4974305191632-3-1564】【ジョーシン | 家電とパソコンの大型専門店】

 これは非常に重宝します!私の場合はこれを2年目以降は常に旅行バッグに入れて移動していました。米は日本米に比較的近い、カリフォルニア米などありますが、炊飯器はなかなか手に入らなかったりします。小さいサイズの3合炊きのものを用意すれば一人なら十分だと思います。

 

7.渡航費用

 非常に現実的でいつクビになるか分からないシビアな世界ですので、お金には常に余裕を持つことが大事です。野球は1年中出来るわけではないので、私はオフになったら日本に帰ってきて渡航費用を稼いでいました。とはいっても、トレーニングをする時間も必要ですので普通にアルバイトばかりしていても、野球で生計を立てる!といった本来の目的から大きくそれてしまいます。多くのアメリカを目指す日本人選手の悩みのひとつでもあります。日本でオフの間アルバイトばかりしていて体が出来ていないうちにアメリカに来てしまい、故障するというのも多く見てきました。

ちなみに私は以下のような方法で稼いできました。

 ・時間が局所的なアルバイト(家庭教師など)

 ・パチプロ

 ・外貨投資株式投資(株式投資は日中の時間を取られるためあまりおすすめできません)

とまあ、これらを見ると何かいかがわしいサイトのような雰囲気になってきますので、ひとつひとつについては詳しく触れませんが、トレーニング時間を取りながらお金を稼ぐというのは簡単ではないということです。興味のある方はこちら

 

次回

  日本人向けトライアウト情報

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

  日本人向けトライアウト情報

 

CONTENTS

アメリカで得たもの

150km/hを投げれた理由

ベースボールと野球の違い

ピッチャーに必要なもの

多くの仲間との出会い リンク集

TOP